1. 案件進捗の管理は現状に おいて これしか無いが…
作業工程を可能な限り分割細分化し、各細分項毎に進捗状況や達成率等を記録し、作業案件の進捗状況把握を図るために利用される
進捗管理専用のアプリケーションを利用する事も あるが、多くは表計算アプリケーションで代用し管理している様に思う
効用は進捗管理のみと言う事では なく、見積段階に おいて作業必要日数や費用の推測にも利用される事が ある
2. 弊害
ただ、実際に この進捗管理を行って みると分かると思うが、この手法は色々と面倒なので ある
特に進捗手法として ウォーターフォール(water fall) を採用している場合、要件や方針に変更が生じた場合に どの様に反映させるか、中々に難しい
或(ある)いは試験工程で問題が発覚した場合の再設計を どの様に捉えるか、と言う事も あろう
仮に問題が生じて おらずとも、日々 WBS を更新し続けるだけで、かなりの労力を費(ついや)す必要が あるので ある
中には WBS を更新するのが管理業務で あると誤認錯覚する技術者(...と言えるか どうか) も存在しており、何とも本末転倒な限りで ある
この手の方々は、プロジェクトマネージメント(Project Management) と言う役割のみを熟(こな)しているに過ぎないと言う事を分かっていないので あろう
尤(もっと)も、WBS に代わる手法も見付けにくく、又何(いず)れに しても進捗管理は案件進捗上必要で ある事からして、不便では あるが今後も この手法を採用し続けて行くしか無いので あろう
WBS に代わる何か良いものが考案されないものか、と思う
3. 関連 URI
参考と なる URI は以下の通り
情報システム用語事典:WBS(だぶりゅーびーえす) - ITmedia エンタープライズ
公開 : 2014年1月26日