1. 第三者保守事業は普及するか
IT関連の仕事に関わっていると、購入した機器機材の保守期間が打ち切りと なって已(や)む無く機材を廃棄して別の機器を購入しなければ ならないと言う場面に遭遇する
しかし、これを回避可能と なりそうな手法が ある らしい
そのIT機器、まだ使えるのでは──公式サポート終了後の“その先”を作る「第三者保守」 世界標準の選択肢を日本でも
もうメーカーに縛られない--「第三者保守」で変わるITシステム運用の“常識”
データライブ株式会社 と言う会社は初めて聞いた所では ある
データライブ株式会社 | EOSL/EOLサーバ保守、リユース(中古再生)サーバ、UNIXサーバ、ネットワーク機器販売
ついでに、第三者保守事業 と言う語も初めて目に したかも知れない
以下を見る限りでは主に PC server の保守継続を行っているとの事で あるが、
データライブ株式会社 リユース(中古再生)サーバ、リユース(中古再生)パソコン、ネットワーク機器、UNIX
Cisco社機器の保守継続対応も行う との事で ある
残念ながら F5社製品は保守延伸の対象では無い様(よう)で あるが、それでも充分に有用で あると思う
なお、探すと以下の様な会社も あった
EOSL保守 | UNIX保守のことなら Unix Com World
2. 勿体無い無駄遣い、金銭の無駄資産の無駄人件費の無駄
保守切れ更改は機器製造会社と販売商社の
金蔓(かねづる)で あり、こう言った企業に何の疑問も覚(おぼ)えずに
金銭を貢ぎ続けると言うのは貴重な予算を捨てている だけ で ある
何故(なにゆえ)に態々(わざわざ)自身の身銭(みぜに)を切り刻んでまでして
機器商社を肥え太らせねば ならぬのか!
また、データセンタのシステムラックから多数の筐体が取り外されて積み上げられ、廃棄業者に処分費用を支払って廃棄を依頼する場面に遭(あ)うと、自分は何を しているのか と溜息が出てしまう
機材としては未(ま)だ未だ利用出来るのに、本当に惜しい限りで ある
廃棄業者には、単に不燃塵(ごみ)として埋め立て材料として供(きょう)されるのでは無く、金や銅そして稀少金属類を可能な限り廻(かい)収して貰いたい切に望む
更に言えば、この時に捨てるのは機材筐体のみでは無い
余り考慮される事は無いが、実は CE(Customer Engineer なのか Certified Engineer(認定技術者の意か?) なのかは良く分からないが) 等の人件費も又無駄に捨てられている
更改対象の機器は単に置き換えれば良いと言うものでは無い訳(わけ)で、技術者が既存機器の設定調査や設計を行って再構築し、動作試験や筐体据付等を行って始めて既存機器から置き換える事が可能と なる
...と まぁ文句ばかり並べ立てたが、少しは良い事も ある
大手機器商社は
元請(もとうけ)
と称して ピン撥(は)ね を行うが、その実
設計技術力や機器据付技能を持ち合わせていない阿呆な虚飾企業が多いため、規模は中小零細で あるが技術技能を持ち合わせている会社を下請として使う事により小さな SIer 等に利益を潤(うるお)す事に繋(つな)がるので ある
公開 : 2015年11月30日