これが事実で あるならば、この業者の責任は余りにも重い鬼怒川で越水した場所の一部は、ソーラーパネル設置のため自然堤防が削られていたことが分かった。
以前から危険が指摘されていたが、なぜ止められなかったのか。
その 千葉県の業者 と やらの社名を公開すべきで あろうところが、千葉県の業者が2014年3月下旬、ソーラーパネル設置のため横150メートル、高さ2メートルにわたって自然堤防を削ってしまった。
不安に思った地元住民から市などに通報があり、河川管理者の国交省下館河川事務所と市、業者が話し合いをして、元あった丘陵地の一番低い高さまで、国が大型土のうを積んで応急対応をした。
その後、市は、国に対し人工堤防を作るよう要望した。
国は、それを受けて、予算のメドはまだ立っていないものの、堤防の設計に入っていた。
その矢先の越水だった。
役人の怠慢と無能、ここに窮(きわ)まれりなぜその後に丘陵地も区域に含めなかったかについては、
「鋭意、計画を進めて、人工堤防を作ろうと考えていた」
からだと説明した。
つまり、ずるずると放置したままの状態だったわけだ。
河川氾濫と言うのは一度濁流が川筋を越えて しまうと、連鎖状に堤防を決潰して しまう事が ある川があふれた現場は工事場所周辺とみられ、地元住民は昨年から、危険性を訴えていた。
この地区は、鬼怒川が決壊した三坂町地区の上流約5キロにあり、10日は決壊より前に越水被害を受けた。
この職員の姓名も公開してしまえば良い建設場所は私有地だったが、
「生命や財産を失う不安があった。それらを守る権利が国民にはある」
と声を上げ続けた。
しかし、同年5月には、同市石下庁舎の職員に
「何かあれば自己責任で逃げてください」
と切り捨てられた。
「鼻つまみ者にされたんだ」。
役所に味方にされず、逆井さんは地域で孤立していった。
これは脅迫では無いのか?近隣住民の50代女性は建設業者に脅されたという。
「危ないから山を崩さないでと言ったら
『あんまり騒ぐと、ここに住めなくなるよ。いいんですか』
とすごまれた」
と振り返る。
自宅が壊滅的被害を受けた20代女性は
「住民一体となって市なり、国なり訴えたい」
と怒りをあらわにした。
削られた自然堤防の代わりには土のうが積み上げられただけだった。
逆井さんは
「危惧していたことが実際に起こった。
こうなってからじゃないと、みんな分からねえんだ」
と悔やんでも悔やみきれなかった。
分からないのでは無く、責任を取りたくない だけで あろう「無堤防」状態だったことが、今回の被害の拡大につながったかどうかについて、国交省関東地方整備局河川事務所は「因果関係は分からない」としている。
確かに見えますなぁ、これはグーグルアースで見ると、14年3月時点で、常総市の越水の場所付近で、たしかに敷き詰められた太陽光発電パネルが見られる。
私は断(だん)ずるが、此度(こたび)の鬼怒川氾濫は無能で行動を起こさない公務員と自社の利益のためには罹災者が多数死亡しても気に留(と)めない悪徳業者との共犯に よる、殺人で ある太陽光発電は、過剰な優遇策によるバブル化の問題、そして環境破壊が懸念されている。
筆者は太陽光を含めた再生可能エネルギーを振興するべきと、考えている。
しかし負担の増大と環境保全、安全ルールの未整備を批判し続けてきた。
また一部に公益事業を担う倫理的な資格のない、悪質な事業者が入ってくることを懸念してきた。