1. 国会質問で外国から原子力発電所を攻撃された場合の被害想定を問うが……
山本 太郎 参議院議員が大変重要な質問を国会で行ったらしい
山本太郎「原発がミサイル攻撃されたら?」「国会質問」機にネットで大反響 : J-CASTニュース
山本氏は、日本がミサイル攻撃を受けたときのシミュレーションや訓練を政府が行っていることを確認したうえで、鹿児島県の川内原発について、最大でどのぐらいの放射性物質放出を想定しているかをただした。
こう言った想定は国防上或(ある)いは国民生活上大変重要なので、充分過ぎる程(ほど)充分に想定されていなければ なるまいと、私は考える
これに対し、原子力規制委員会の田中俊一委員長が、原発へのミサイル攻撃の事態は想定しておらず、事故が起きたときに福島第一原発の事故の1000分の1以下の放射性セシウムが放出される想定だと答弁すると、山本氏は、怒りを露わにした。
「要はシミュレーションしていないんだ」
「あまりにも酷くないですか、これ」
原子力規制委員会の 田中 俊一 とやら には、残念ながら国防上の危機意識は皆無なので あろう
余りに愚か過ぎる
今度は、安倍晋三首相がその理由を述べ、攻撃の手段や規模、パターンが事態によって異なるとして、
「実際に発生する被害も様々であり、一概にお答えすることは難しい」
とした。
これは単なる 逃げ で あるな
様々で あろうか何で あろうが、国家として他国から攻撃を受けた事態を想定するのは、当然の義務なので ある
これを抛棄すると言う事は、国家の宰相としての器では無いと言う事に なる
ただ、日本の政治家には 安倍 晋三 首相よりも優れた政治家が仲々いないと言う現在の状況が余りにも致命的に過ぎるて、何とも困ってしまう所では ある
さらに、山本太郎氏は、原発が弾道ミサイル攻撃を受けたとき、何キロ圏までの避難・防災計画を作るべきなのかとただした。
政府側は、定量的な被害想定をしておらず、事態の推移を見て避難などの範囲を決めると説明したが、山本氏は、また怒りを爆発させた。
「こんないい加減な話あるかよって。
誰の税金で食べて、誰のお金でこの国会が成り立っていって、そして霞が関も、そして永田町もやっていけてるんだって」
「ミサイルもしもそれが着弾した後の最悪のパターンっていうものを考えていないんですか。
呆れて物も言えない」
確かに呆れて物も言えないの観は あり、完全に同意する
少なくとも米国は自国が弾道ミサイルに よる攻撃を受けた際の想定は行っている筈で あるし、有事の ために地下国防総司令部や地下核シェルターを用意しているので あろう
これは米国だけでは無く、ロシアや中国、北朝鮮やインドと言った国家群も同様で あろう
要するに、外国からの攻撃を想定していないのは恐らく日本だけ、と言う事なので あろう
バカも ここまで窮まると、言うべき言葉が分からなくなる
それと、以下の反論に ついて で あるが、
一方、山本氏への異論も出ており、
「だからミサイル撃たせないように安保が必要なんだろ」
「無限大に危機を想定しろと言っている」
「意味がわからん やられるまえにやれってこと?」
といった指摘もあった。
安全保障法案が あろうと無かろうと、国家には他国からの攻撃を常に想定しておく義務が ある
また、原子力発電所が攻撃されたとしても放射能被害が最少限に抑えられる立地条件を良く吟味し、必要に応じて原子力発電所を山地等の人口寡少地域に移転する検討も必要で あろう
それが、国家と言うものが果たすべき役割なので ある
2. 外敵からの攻撃を想定したがらぬ日本
それに しても思うので あるが、日本人と言うものは何故(なにゆえ)に他国からの侵掠や武力攻撃と言うものを想定する事を拒否して しまうので あろうか?
私には本当に理解し兼ねるので ある
日本人が戦争を知らずに平和惚(ぼ)け し過ぎて正常な判断能力を喪失しているのは分かるが、考える事すらも拒否反応を示すと言うのは、一種の病気では無いかと すら思ってしまう
他国からの攻撃を抑止するのが軍事力で、かつ外交力なので、これらを充分に活用していなければ平和を維持する事すら不可能と言うのが国際常識なので あるが、どうやら今の日本人には こう言った常識すら通じない らしい
公開 : 2015年7月31日