肥満は脳を萎縮せしめる

1. 肥満は脳の海馬を縮小させて しまう


体重が増えて肥満化すると、何故か脳内の海馬と言う部位が縮小して しまい、記憶力や頭脳機能の低下を招くと言う

肥満は認知能力を低下させる? - ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト(ナショジオ)

チェルビン氏と同僚らは、磁気共鳴画像法(MRI)を使って60代のボランティア400人の脳を調査した。
実験当初から肥満の被験者の海馬は、標準体重を少し超えた被験者のものより小さかった。
(米国疾病予防管理センター(CDC)の指標では、身長175センチで体重が77~92キロあれば太り過ぎ、92キロを超えると肥満と見なされる)。

また、肥満の被験者の海馬が最初から小さかっただけでなく、細身の被験者よりも速く収縮していくことが明らかになった。
その収縮率は、記憶喪失や気分変動、集中力と意思決定力の低下につながるとチェルビン氏は推測する。

恐るべし、肥満
体重過多は内蔵を圧迫し身体機能を損(そこ)なうものとは認識していたが、脳にまで影響するしてしまう とは、恐れ入った

CDCによると、アメリカ人の実に3分の1以上が肥満である。
「体重を減らし、もっと体を動かすことで、神経変性疾患を予防できる。

このことをより多くの国民に知らせる必要がある」

とキャメロン氏は言う。

米国人のみ ならず、日本人も深刻で あろう
食生活か欧米化して しまっている現在、肥満者並(なら)びに肥満化傾向者と言えば、日常生活に おいても多数目に付いて しまう

これは大変な事で ある
早く対処しないと、将来は痴呆症患者が更に更に増えて しまい、国家として社会として機能しなくなって しまい兼(か)ねない



2. 食生活は もう変えられない、ならば…


こう言う場合、必ず唱(とな)えられるのが、食生活を改善して肥満を防ごうと言うものだ

しかし、こう言う掛(か)け声(ごえ)だけは吼(ほ)えるが自身では結局何も変えられない者も多く、見ていて虚(むな)しい
そして現実的には、今更食生活を変えようと しても、無理が あり過ぎる

ならば どうしたものか?
いっその事、食品のカロリー値を価格よりも大きく表示させる事を政令で販売店に義務付けて しまい、強制的にカロリー値に関心を払う事を強(し)いてしまうと言う手法は、如何(いかが)で あろうか?

公開 : 2014年11月29日
戻る
pagetop