1. 幼稚園担任が妊娠して、母親が抗議し退職
少子化問題を逆撫でする出来事が あった様で ある
<モンスターママは悪くない?>母親たちはなぜ妊娠した幼稚園教諭を退職に追い込んだのか (Japan In-Depth) - Yahoo!ニュース
こう言う事態が起きてしまった事も現代社会の懸念と して思う所が あるが、と同時に この記事を書いた者にも少々違和感を感じた次第で ある
2. 違和感と私見
この記事を書いた人は、日本赤十字看護大学 の学生らしい
この方の主張に ついて、逐次私見を差し挟(はさ)みたいと思う
学生:
多くの母親達は常に育児に追われています。
夫は仕事でいない時間が多いことが予想され、子どもを守れるのは私だけだ!と感じている母親は決して少なくないように思います。
いや、その様な事は無いと思う
母親は子を幼稚園に預けているで あるから、当然日中時間帯は育児には関わっていない
もし本当に育児に熱心で あれば、家庭に おいて自身で育児を するか、少数限定の育児機関に預けるで あろう
幼稚園への通園は義務化されては いないし、一人の担任が多数の園児の面倒を課されている一般の幼稚園では、抑々(そもそも)論として高度な育児レベルを期待出来るのか疑問が残る
学生:
昔のように子どもをたくさん生むような環境ではなく、「ただ1人の私の子」と子どもの育ち方に強いプレッシャーを感じる母親が増えているのですから尚更です。
プレッシャーを感じたと しても、それで抗議して良い理由には ならないと思うが
つまり、母親から担任への八つ当たりか?
学生:
さらに私立の幼稚園に子どもを通わせている母親であれば、教育への意識も高く、子どもが普通かそれ以上の能力を持つことに対して必死になることも容易に予想できるでしょう。
で あれば専任の家庭教師を雇うか、少数の園児で構成される高度な英才教育を施す教育機関を選択すれば良いで あろう
必死に なっているからとて、抗議して良い理由には ならない ので ある
学生:
その中で担任が妊娠したら、もし自分の子どもだけ他のクラスのこと同じレベルの指導が受けられなくなってしまったら……自分が悪者になってでも子どもを劣等生にしたくないと思う母親を責めるのは、あまりに酷な気がしてしまうのです。
この人は幼稚園の実態を把握しているので あろうか?
幼稚園と言うのは、単に定時期間の間だけ子供を預かっているに過ぎず、一般的な幼稚園は高レベルの教育を施している訳では ない
何か大きな勘違いを しているだけの様に見受けられる
高々(たかだか)幼稚園如きに、一体何を期待しているのか?
学生:
もちろん、担任の先生が不本意にも退職せざるを得なかったことに強い怒りは覚えますが、母親達を責める前にまず
・妊婦さんと触れあうことで子ども達により良い教育ができる可能性があると話してくれる第三者がいなかったのか
・育児休業取得実績があるのなら、前のケースの時にどんな対応をしたのか伝えたのかどうか
このあたりを知ることが必要じゃないかと思うのです。
幼稚園児と言うのは未(いま)だ理非(りひ)を弁(わきま)えていない頭脳未発達段階なので、幼稚園の担任と言うのは過酷な就業を常に強いられているのが現状で ある
妊婦が就業を続けていれば、身体上の疲労や無茶な子供の行動(担任の腹部を蹴り付けると言った事を平気で行う)により、流産の可能性が付き纏(まと)う
残念ながら、胎児の身の保全のため、妊婦は就業現場から離さないと、危険なので ある
だからこそ、育児休業取得の実績が確立しているので ある
まず この学生は、こう言う酷い現実を知る事から始めるべきで あろう
それと、母親は担任に八つ当たりを している だけ なので、育児休業取得の実績が どうこうと言った所で、絶対に取り合わない
この母親達は、最早道理が通じない、理性を失ったモンスターに堕して しまっているので ある
公開 : 2014年7月12日