1. 厚生労働省が国民を瞞着せんと図(はか)る
厚生労働省が公的年金に ついて広報のために用意したコンテンツが、少々、いや かなり問題の あるもの らしい
年金の「世代間格差」、本当にないのか 厚労省年金マンガに「色々ひどい」と反発
この厚労省年金マンガと やらが、何処(どこ)に あるのか、以下の厚生労働省の Webページを見ても直(す)ぐには分からなかった
厚生労働省
もう少し分かり易い Web構成を意識せいよ、官僚の頭の中は良く分からない
これで一般に公開している つもりなので あろうか
と言う訳(わけ)で、探して見たら以下のものを見付ける事が出来た
恐らく当該の厚労省年金マンガと やらは、これの事で あろう
いっしょに検証!公的年金 | 厚生労働省
上記の世代間格差に該当する箇所は、以下のもので あると思う
世代間格差の正体~若者って本当に損なの? | いっしょに検証! 公的年金 | 厚生労働省
私も これを読んでみたが、
年配世代には高度経済成長期の経済発展の功績が あるので、高齢者を優遇しましょう
と言う論理摩り替えと言うか 御為(おため)ごかし と言うか、とにかく おエラくて賢くて いらっしゃる官僚の方々が
無知な庶民にモノを教えてやろう ありがたく思え
と言う踏(ふ)ん反(ぞ)り返って上から目線で見下ろされている様(よう)に思えて しまうのを禁じ得ない
ここまで我々を瞞着しようと する厚生労働省と言う組織は、本当に鼻持ちならなくて信用出来ないものと、感じ入(い)って しまった次第で ある
2. 年金制度は既に破綻している
聞く所に よると、若年層では正社員に就きたくても就けず、派遣社員やアルバイト等で糊口(ここう)を満たすのみと言う、日々の生活にも窮している者も いると言うから、年金を払いたくても払えず、逆さに振っても何も出ないと言う事も あると思う
払いたいと思う者が満足に払えず、それでいて支払える余裕の ある者は個人年金等を利用し、公機関との関係を断(た)とうと している
成程(なるほど)、これでは やはり日本の年金制度は破綻してしまっていると言って良いで あろう
実際に、私も個人年金を利用しているが、これは銀行の定期預金よりも多少金利が高かったりするので、資産運用と言う意味合いも ある
もはや、年金を支払っていても良い事等(など)何も無い
払った分の見返りが返って来るとは思わない方が良い世の中に なってしまっている ので ある
それに しても、公務員年金や議員年金と言った特別優遇が行われている年金制度と、支払うだけ損に なって しまっている国民年金制度が併存している限り、日本は もう年金制度を維持する事は不可能で あろうと思う
公開 : 2015年1月16日