1. 鬱病に罹患した工場員を解雇した東芝に制裁下る
工場で働いていた東芝社員が鬱病に罹(かか)ってしまい、休職後に解雇された事で起こされた賠償請求裁判が、被解雇側有利で再判された らしい
うつ理由解雇の差し戻し審、東芝に6千万円賠償命令:朝日新聞デジタル
いや、抑々(そもそも)論として、東京高等裁判所は鬱病不申告を理由に賠償額の減額を行ったと言うのが どうにも腑に落ちない
いやまぁ法律上は それが正しいのかも知れないが、余りにも血が通っていない冷たい判決では あると思う
被害者は工場員の方なので あるから、単に被害者を追い詰めている だけと言う観が無くも無い
最高裁は賠償額の減額を認めなかったと言う事で それは それで妥当な判断かと思うが、裁判所は もう少し被害者の方を見た方が良いのでは無いかと考えてしまう
2. 東芝は原因究明と再発防止を行っているのか?
それにしても思うので あるが、この工場就業員は何故 鬱病に罹患(りかん) したので あろうか
過重労働が行われていたと あるが、実態を裁判所は把握しているのか?
その原因究明と再発防止が工場および東芝社内で行われているのか、気に なる
その工場が何を製造している工場で あったのかは良く分からないし、また鬱病の原因が会社と工場のみ で あったのか どうかは私には分からないが、何とも不幸な事では ある
公開 : 2016年9月2日