遺産相続で遺言書は "銀の矢" では無い

1. 遺言を書かせる意図で記事を載せる強欲な司法書士


先日 遺産相続に関する日経ビジネスオンラインの以下の記事を読んだので あるが、

同居の次女と別居の長女、譲歩したのはどっち?:日経ビジネスオンライン

何だろう この記事は....
遺産相続での係争を解消する全能の対応手として遺言書を残して おくべき、と言う意図に基(もと)づいて書かれた強引かつ恣意的な記事に思えるのは私だけで あろうか

更に言えば、遺産相続に不安を覚(おぼ)えている者に遺言書を書かせ、依頼者からの相談料や手数料等を せしめよう と言う、司法書士としての汚い打算が本音として(す)けて見えてしまう
そこまでして儲けたいので あろうか?



2. 遺産相続では強い意志を示せ


取り敢えず上記の記事に ついて で あるが、仮に遺言が残されていたとしても長女は遺言の無効を主張した可能性が高いかと思う
長男,次女の対応を読む限りでは両者ともに小心な所が あり、法律的には遺言書に瑕疵等が無かったとしても最後は遺言の無効を受け入れていたものと思う

結局の所遺産相続に万能の解決手法と言うものは存在せず、相手の強引な主張は断固として退(しりぞ)ける と言う強い意思が あるか どうか で明暗を分けるので ある
取り敢えず上記の記事に ついて で あるが、仮に遺言が残されていたとしても長女は遺言の無効を主張した可能性が高いかと思う
長男,次女の対応を読む限りでは両者ともに小心な所が あり、法律的には遺言書に瑕疵等が無かったとしても最後は遺言の無効を受け入れていたものと思う

結局の所遺産相続に万能の解決手法と言うものは存在せず、相手の強引な主張は断固として退(しりぞ)ける と言う強い意思が あるか どうか で明暗を分けるので ある

公開 : 2017年1月29日
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