割箸(わりばし)

1. 割箸は何故か排除される傾向が ある


YAHOO!ニュースを読んでいると、摩訶不思議な記事を見た

何だ これは

「割り箸は危険」都市伝説の起源と進化(笑)(田中 淳夫) - 個人 - Yahoo!ニュース

どうやら割箸の使い捨てが気に食わない人が いて、執拗に世に喚起している者が いると言う事か

勿論私は物を粗末に する事を嫌う傾向に あるので、その者達の物言いには頷(うなず)ける所は あるとは思う
しかしながら、割箸は間伐材を使用していて必ずしも使い捨てが森林環境を破壊しているとは思って いないので、割箸排除論には否定の立場に ある
寧(むし)ろ もっと割箸を使い捨てに すべきで あろうと考えている

それに しても、割箸を駆逐する口実を、よくもまぁ次から次へと思い付くものと、少々感心する

ただし、割り箸の消費量は激減した。
2007年当時に年間約250億膳使われた割り箸は、現在190億膳程度である。
代わって増えたのは、塗り箸ではなくプラスチック箸だ。
主に外食産業が割り箸から切り替えたからだ。
石油製品であるプラスチックは、環境破壊ではないと考える人が増えたのだろうか。

原油採掘に かかる資源浪費と環境破壊を考えれば、木製割箸の方が遥(はる)かに自然環境に迷惑を かけないものなので あるが、そう言う簡明過ぎる事すら解せぬ馬鹿な人が、多いと言う事で あろう

シェールガスとは何か?超がつくほどわかりやすく解説 - 【とはサーチ】

当初シェールガスは、「他の資源に比べて温室効果ガスの排出量が少ない」と言われていました。
しかし、二酸化炭素よりも温室効果の高いメタンを主成分とする天然ガスの性質から、後には「石炭や石油よりも温室効果が高い」という研究結果が発表されています。
また、地下水の汚染や誘発地震の可能性も指摘されていて、環境破壊への影響が問題視されています。

それ以上に、シェールガス採掘時には地層岩盤を破壊して気化物質を抽出するので、今後地下地層に どの様(よう)な悪影響が生じるか、予断を許さないと言う点も、非常に気掛(きが)かりで ある

今度のテーマは「環境」というより「安全」である。
とくに中国産に対する攻撃だ。
中国の食品に次々と起こる安全疑惑に連動するかのように割り箸批判も起きている。

中国製の割箸が危険かと言わると私には何とも言えないが、で あれば中国製のプラスティック箸も危険なのでは ないか
箸の材料に水溶性の有害物質が成分として含まれていれば、木材で あろうがプラスティックで あろうが有害で ある事に変わりは無い

もし、本当に割り箸が危険だと思うのなら、自ら実験をしたらどうだろう。
割り箸を水につけると白いものがにじみ出るか。
金魚が死ぬか。
非常に簡単で誰でもできる。
手間も金もかからない。
そして確認できてから騒ぐといい。
(本当に確認できたら、大スクープだ。)

取り敢えず我が家でも割箸を水に浸(つ)けて一晩寝かせて みたが、特に異常は見出せなかった



2. 関連 URI


参考と なる URI は以下の通り

間伐材 - Wikipedia

公開 : 2014年8月12日
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