1. 論語に おける倭に関連が疑われる記載
論語には倭国や倭人に関する直接の記載は見当たらないが、しかし倭を指していると覚(おぼ)しき記述自体は存在して いるため、関連箇所を掲げる事と する
影本として以下を採用している
《欽定四庫全書》本《論語精義》 (圖書館) - 中國哲學書電子化計劃
2. 原文
論語に おいて、倭に関連ありと思われる箇所は以下の二箇所で あろうう
【論語】 卷三上 公治長 第五
著者 : 東周朝(春秋戦国時代)に門人達が記録し漢代に著作として整えられたか
子曰
道不行 乘桴浮于海 從我者 其由與
子路聞之喜
子曰
由也好勇過我 無所取材
【論語】 卷五上 子罕 第九
子欲居九夷[註]
或曰 陋如之何
子曰 君子居之 何陋之有
註:
九夷に ついては註記にも記されているが、対象として何を指しているのか に ついては説が分かれており、良く分からない
東夷 - Wikipedia
嵎夷 で あれば倭で ある可能性は高いと思う
或(ある)いは、孔子は 山海経 の 君子国 や 黒歯国、湯谷 や 扶桑 を意識して発言している可能性も ある
3. 関連 URI
参考と なる URI は以下の通り
論語 - Wikipedia
公開 : 2016年3月15日