1. 南斉書 倭国伝 に ついて
この史書も何故か 南斉書(なんせいじょ) と読まれて しまう事が多いが、私は 南斉書(なんせいしょ) で良いと思う
どうして徒(いたず)に濁音に変音させて しまうのか、解(げ)せない
南朝斉朝は 23年程(ほど)で泡沫(うたかた)の夢の如くに消滅したが、それだけに倭国に関する記述も甚(はなは)だしく少ない
この国家は一体何のために存在したので あろうか
影本として以下を採用している
《欽定四庫全書》本《南齊書》 (圖書館) - 中國哲學書電子化計劃
2. 原文
【南齊書】 卷五十八 列傳第三十九 蠻傳 東南夷 倭國傳
撰者 : 梁朝 蕭 子顯(顕)
倭國在帶方東南大海島中
漢末以來立女王
土俗已見前史
建元元年(478年) 進新除使持節 都督倭,新羅,任那,加羅,秦韓[註]六國諸軍事 安東大將軍
倭王武號爲鎭東大將軍
註:
何故か 倭,新羅,任那,加羅,秦韓 で六国と書かれているが、これは 倭,新羅,任那,加羅,秦韓,慕韓 の六国が正しい らしい
3. 関連 URI
参考と なる URI は以下の通り
南斉書 - Wikipedia
公開 : 2015年1月12日