インカ帝国の結縄記号は日本に伝わっていたのか

1. インカの結縄記号


インカ帝国では、khipusキープと言う結縄けつじょう記号が使われていたらしい
このキープを想起させる不思議な記述が、隋書俀国伝に残っている
【隋書】 卷八十一 列傳第四十六 東夷傳 俀國傳

撰者 : 唐朝 魏徴 等

無文字 唯刻木結繩

文字は無く木に何かを刻んだ と言う事に なるが、ここで言う文字とは漢字に限定しており、木に刻んでいるのは漢字以外の文字なのかも知れない
そして次に出て来る結縄と言う語句が何とも興味を そそられるのである



2. 南米と日本は交流が あったのか?墳


俀国の結縄とインカの結縄は、常識的に考えれば それぞれ独自に発達したのであろう
しかし、以下を読んだ上で俀国伝を読み返すと、何とも不思議な気分に なるものだ
【三國志】 卷三十 魏志 烏丸鮮卑東夷傳 第三十 倭人傳

撰者 : 西晉(晋)朝 陳壽(寿)

又有裸國,黒齒國 復在其東南 船行一年可至

倭国の東南一年で到達出来る場所に ある裸国・黒歯国とは どこなのか?
もしペルー・エクアドルの地域で あったとしたら?
そして その後も交流が続いていたとしたら?
色々と想像を かき立てられるものでは ある

公開 : 2024年9月27日
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