中国か支那か

1. 表記の方針


この庭先考察では中国と表記しているが、実は一度中国と記し後に支那と一括置換し、又改めて中国に戻した経緯が ある
私としては支那と記したいので あるが、若い方には支那の語が指し示す対象が分からない者も いて、止むなく中国の表記を採用している
支那が一般名称として普及すれば、支那に表記を改めたいと考えている



2. 歴史経緯


元々は古代秦王朝の表音が各地に伝わったもので あろう
秦字音 Chin が西洋に伝えられて シナ や チナ に転訛したものと考えて大過無いものと思われる
支那の語が使用される様に なったのは隋代で あると言う
清朝革命家の孫文や文筆家の魯迅も、支那の語を使用していた らしい

どうも中国人は日本人が支那の語を使用すると侮蔑の意ありと騒ぐ様で あるが、被害妄想と言うもので あろう
或(あるい)いは、故事付(こじつけ), 詭弁, 曲解の類で、単に文句を付けたいだけと言う事か

支那の語は上記の通り歴史的に見て由来ある語彙で あり、差別語では ない
また "シナ・ティベット語族" "東シナ海" "南シナ海" "インドシナ半島" 等は現在に おいても一般的に使用されているもので あり、これらの表記に異を唱えられる謂(いわ)れは無いで あろう

なお、ロシア語では中国を契丹(Kitaj) と呼称している事は余り知られて いないが、ロシアに留学した中国人識字階級では当然承知している事で あろう
寧(むし)ろ中国人は こちらに文句を付けるべきで あろうが、事大主義でロシアには文句を言えないと言う事で あろうか、理解に苦しむ
単に中国人が卑怯な民族で あると言うだけ かも知れないが



3. 関連 URI


参考と なる URI は以下の通り

支那 - Wikipedia

公開 : 2014年3月2日
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