驚愕、金魚の共食い

1. デパートの動物飼育製品区画で金魚が同胞を喰らう


とあるデパートの動物飼育関連製品の区画で、金魚が共食いを行っていた

その売場は、犬の首輪やら猫缶やらが売られている区画で あったが、棚の上の方に水槽が陳列されており、一番上には蘭鋳(らんちゅう)と思われる金魚が二匹飼育されていた
私は その水槽で、二匹とも生きている場面を見た事を記憶している

その後訪れて見ると、一匹が ひっくり返って水面に浮かんで おり、見た目にも完全に死んでいる様(よう)に見えた
そして恐ろしい事に、もう一匹が同胞の内臓を盛(さか)んに貪(むさぼ)り付いていたので ある

思うに そのデパートでは飼育店員が配置転換か退職したかで その売場を離れて しまい、後任の者が日々の給餌(きゅうじ)を怠(おこた)って いたので あろう
そして、一匹が飢餓で飢え死にして しまい、生存していた一匹は自身の生命保持のために万々已(や)むを得ず、同じ水槽で生活を共にしていた相棒を食する事と せざるを得なかったものと思われる

しかし、理屈では分かって いても、いざ共食いする金魚と言う衝撃の場面に立ち合ってしまうと、言葉を失って しまった
観賞用の動物とは言え、確かに金魚も食物連鎖に組み込まれた肉食動物に属する一因でも ある

金魚の生存能力、恐るべし



2. 関連 URI


参考と なる URI は以下の通り

ランチュウ - Wikipedia

公開 : 2014年12月9日
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