私は表面的には この札幌市の金子快之(やすゆき)市議(43)がインターネットの短文投稿サイト「ツイッター」に「アイヌ民族なんて、もういない」と書き込んだ問題で、市議会は22日の本会議で、金子氏の議員辞職を求める決議案を賛成多数で可決した。
この持論が正しいので あれば、特に問題と する必要は無いと思われる金子氏は議場で
「私たちの先達がアイヌを苦しめてきたというのは誤った考えだ」
などと持論を展開。
いや、その様な瑣事(さじ)は取るに足りぬ つまらぬ事で あるので、捨て置けば良い本会議では、民主会派の大嶋薫会長が代表し、
「アイヌ民族にかかわる施策と利権を結びつけるのは短絡的。
(一連の書き込みで)差別を助長しているのは金子氏だ」
と提案理由を説明した。
この問題提起の内容が是か非か、検証されるべきで あろう「書き込みは個人的なやりとりで広く世界に向けて発信したものではない。
アイヌ民族を称した不透明な補助制度に問題提起をするものだった」
と持論を展開した。
閉会後の記者会見では、
「少数意見を抹殺するがごとく可決されたのは残念。
市議会は汚点を残した」
と反発した。
団体なので、個人情報では無いと思われる金子市議は2014年9月15日、自身の議員辞職勧告決議を求める要望書の画像をツイッター上にアップした。
その際、書面内にある提出者(団体代表者)の情報部分もそのまま公開したことから、インターネット上で問題視されることとなった。
個人情報と言う定義が、意図的に拡大されている様にも思える「腹いせか何か知らんけど、個人情報を堂々と公開するとはなんたる神経」
「個人情報を晒すとか、議員の前にどんだけ常識なしなんだよ...」
「市民から寄せられた辞職を求める陳情書の個人情報を公開してしまうなんて」
良く分からない「SAPPORO AGAINST RACISM」の一員を名乗る人物も
「団体といっても、ふつーの個人の集まりですよ?晒すかそれ?ざけんなマジで」
と怒りを露わにし、金子市議にも直接
「個人情報晒すのはマナー違反ではないでしょうか。
いますぐ該当tw(編注:ツイート)を取り消して、再度アップするなら個人情報にぼかし入れて下さい」
と訴えた。
私も その通りで あると考える「要望書は市議会に出されているものであり、インターネット上で公開していいかどうかも市議会に事前に確認している。
書かれている情報もあくまで団体代表者の名前や団体の住所。
個人情報保護法の観点からも政治活動の中で公開されるのは当たり前でしょう」